新名勝負数え唄~舞の海vs境川


今年の大相撲も面白い

 

 

 

 みなさん、お元気ですか。先週は我が山口県でも雪が降り、道路はアイスバーンになり、雪に慣れていないわたしたちはとても疲れた1日になりました。

 今週からいよいよ本格的に1年が始まります。健康第一で頑張っていきましょう。

 

 さて、大相撲初場所が昨日から始まりました。

 

 早速今日2日目に「新名勝負数え唄」が実現しました。

 

 名勝負数え唄「舞の海vs錣山」は錣山親方(元寺尾)がお亡くなりになりましたので、残念な気持ちでその間ずっと大相撲を見ていました。

 

 しかし、昨年新たな名勝負数え唄の予感がしました。それが、「舞の海vs境川」です。境川親方(元両国)が現役当時出羽の海部屋の兄弟子で、舞の海さんが弟弟子という間柄でした。

 

 舞の海さんも新たな好敵手を探していたのかもしれません。

 

 それがかつての兄弟子の境川親方だったのです。

 

 境川親方の解説を聞いていていつも感心するのが、そのボキャブラリーの豊富さ。部屋の弟子たちを指導する上で、かなり勉強されたのでしょう。

 

 今年10月には平成3年以来34年ぶりに、イギリス・ロンドンロイヤルアルバートホールでロンドン公演が開催されます。

 

 その34年前のロンドン公演にお二人は現役力士で参加されていました。ちなみに舞の海さんは、「マイティマウス」と現地では呼ばれていたようです。

 

 宿舎は同部屋で、舞の海さんは覚えているが、境川親方は全く覚えていない。境川親方いわく、「あなたは夜遊びばかりしていたんでしょう(だから記憶がない)」。このやり取りが何とも言えない面白さ。これを舞の海さんも求めているのでしょう。

 

 実は舞の海さんは夜遊びではなく、バッキンガム宮殿の外周護衛を担当する近衛兵の交代儀式の見物に、1人でタクシーに乗り、2回も足を運んでいたとのこと。懐かしい思い出が甦ってきたようでした。

 

 今場所はまだ2日目が終わったばかりですが、今日1日のお二方のやり取りでお腹いっぱいです(笑)。

 

 今後も続くであろう新名勝負数え唄に期待です。