音楽の力は絶大なり
みなさん、お元気ですか。お盆になりました。ゆっくりとお休みを過ごされている方がいらっしゃれば、実家に帰省、または旅行に行かれている方もいらっしゃることでしょう。それぞれの過ごし方でお盆休みをお楽しみください。
先週は岩国での日米対抗ソフトボールを特集しましたが、たくさんの方々の目に届いたようです。ありがとうございます。
今週はマーチングバンドのお話です。昨日午前中でお仕事を終え、午後は高校野球観戦。残念ながら我が山口県代表の宇部鴻城高は敗れてしまいました。その負かされた相手が花巻東高。みなさんご存じの大谷翔平選手、菊池雄星投手の出身校。
花巻東高vsクラーク記念国際高の試合は、クラーク高の頑張りもあり、7回まで1対1の同点。そして8回のクラーク高の攻撃時に強い雨が降り始めてきました。ここで試合が中断されました。
そして中断開始から約10分後。クラーク高の応援マーチングバンドの雨中の演奏が始まりました。
中断する前のクラーク高の攻撃時に、あの名曲「スカイハイ」、そして「ドリフ」が耳に入ってきました。スカイハイ? ドリフ? 聞き覚えのあるマーチの数々。もしかしてあのマーチングバンドか? そのときからちょっと気になっていました。
雨中の演奏光景が映像で確認できました。「IPU」の文字が入ったスカイブルーのTシャツを着た若人たちが、雨でびしょびしょになりながらも笑顔で楽しそうに演奏しているではありませんか。
「サウスポー」「キン肉マン Go Fight!」「銀河鉄道999」。1曲演奏が終わるごとに、甲子園のたくさんのお客さんから大きな拍手を受けていました。始めて見た雨中での光景。甲子園が演奏会場に変わった感動的な瞬間。X(旧ツイッター)でトレンド入りした解説者の飯塚智広さんも感動された様子。
IPU=環太平洋大学。この環太平洋大学のマーチングバンドは様々な場所で演奏されています。今回系列校のクラーク記念国際高の応援に駆け付けました。6月には神宮球場で、全国大学野球選手権に出場した環太平洋大学の応援に駆け付け、数多くの応援マーチを演奏してくれました。
環太平洋大学マーチングバンドはYouTubeチャンネルを持っていますので、そこでも演奏をお楽しみください。
スポーツもすごいが、音楽もすごい。雨での中断を素晴らしい時間に変えてくれた素敵な音楽のお話でした。