副業・兼業のお話
いやー、仕事に、大相撲に、日本シリーズに大忙しの延田です。
みなさん、こんにちは。師走までもうわずか。いよいよカウントダウンです。1日1日が本当に早いですね。それだけ歳を重ねたということでしょうか。
なかなか録画した大相撲九州場所が観れません。しかし、今日は何とか間垣親方(元横綱 白鵬)の解説で観ることができました。親方、初解説上手でしたよ。なかでも「現役力士はかっこいい」という一言が印象的でした。どの業界でも現役が一番だということですね。勉強になりました。
また明日22日は、「解説版名勝負数え唄 舞の海vs錣山」が実現します。2時間枠で録画します。二人の解説の応戦が今から非常に楽しみです。特に舞の海さんの解説の聴きやすさは、わたしのセミナー講師のお仕事にも大変役立っています。
プロ野球日本シリーズも、今日第2戦までが終わり、両チームとも1勝1敗。第3戦は東京ドームに舞台を移しての戦いが待っています。
東京ヤクルトスワローズvsオリックスバファローズと、世間的には余り注目度が高くない今年の日本シリーズですが、なんのなんの。投手戦の面白い戦いを見せてくれています。特にスワローズは普段見ることがないだけに、さすがに混戦のセ・リーグを制しただけはあるなと感心しています。
わたしが6月のサンデー日記でパ・リーグの台風の目になると、一押ししたバファローズ。昨日は見事なサヨナラ勝ちを演じてくれました。今シリーズも中嶋監督の采配で面白い戦いを見せてくれそうです。
予想は? 第1戦、第2戦を観た限り、スワローズが1枚上手だと思います。しかし中嶋監督の采配と、わたし自身がほっともっとフィールド神戸での第7戦を観たいという願望も踏まえて、バファローズの4勝3敗と予想します。この予想はあまり自信ないな。(笑)
さて前置きが随分長くなりました。今回のメインは「副業・兼業」についてです。先週2本のセミナー講師をやらせていただきました。その中のテーマの一つに、「労働時間の管理」という労務管理の基本ともいえるお話をさせていただきました。
実は今月上旬に顧問契約先事業所様には、この副業・兼業の情報をFAX通信で送らせていただいたのですが、それをセミナーの材料として活用しました。
労働基準法第38条第1項~「労働時間は、事業場(事業主)を異にする場合においても、労働時間に関する規定の適用については通算する」
そして、今年7月厚生労働省が副業・兼業のガイドラインを公表しました。
①労働契約の締結の先後の順に所定労働時間を通算する。
②労働の先後の順に所定外労働時間を通算する。
③上記の結果として、法定労働時間を超えて労働させた使用者が、労働基準法の責任を負う。
ガイドラインに定義されている内容です。労働基準法第38条第1項と、このガイドラインの内容をかみ砕いて、事例をあげて説明しました。
国は働き方改革の一つに、副業・兼業を推奨しています。でもこのような法律上の責任行為が、事業主に理解されていない実態があります。その理解が進んでいないものを、お伝えしていくことがわたしたちの使命だと考え、この度にテーマの一つにしました。
限られた時間の中でのセミナーでしたが、ご参加の事業主の皆様が、わたしの話にメモをしっかりととっておられたことはうれしい限りです。また皆様の前でお話できる機会があればいいですね。
副業・兼業(特にパートタイマー)についてのご相談が、これから増えてくるかもしれませんね。