男性の育児休業進んでますか?
大谷翔平選手、すごいですね。先日、道の駅でお昼をとっているときに、たまたまお店のテレビで第15号ホームランのシーンを見ることができました。すごい速さで打球はスタンドインしました。
何と夢のある選手なんでしょ?!
投げては100マイル(時速162㌔)、打っては117マイル(時速188㌔)、走っては秒速29.2フィート(MLB平均27フィート)。
こんな選手は未だかつて存在したでしょうか。まさに100年に一人の逸材。
わたしたち凡人とは、身体能力、考え方、価値観すべてにおいてスケールが違い過ぎるのだと思います。
まさに日本の誇り。今シーズン、まだまだ夢の続きをわたしたちに見せ続けてくれることでしょう。MLBのオールスター戦が実に楽しみです。
そんな凡人のわたしも、大谷選手に負けじと、二刀流ならぬ四刀流で頑張っています。
当事務所の業務に、働き方改革事業、そして年金事務所の委託業務に、銀行関係の委託業務と四刀流をこなしながら、日々奮闘しています。
先週は四刀流のうちの一つ、久方ぶりに年金事務所の年金相談業務をこなしてきました。年金相談楽しいですよ…って、言いたいのですが、年金の知識がたっぷり入った引出しが最近錆びついて、なかなか開けるのに悪戦苦闘しています。
わたしの社会保険労務士のキャリアは、年金事務所での記録問題がピークだった頃のお客様対応から始まってます。お客様のお怒りやお叱りを散々受けてきましたが、このときに学んだ接客態度や言葉使い等は現在大変役立っています。それは労務関連のお客様に対しても、何一つ変わるものではありません。接客態度や言葉使いは、サービス業のわたしたちにとっては、とても大事なことです。
次は男性の育児休業について。男性が育児休業を取ると、嫌がらせを受けるんですか? 実は4人に1人が受けているようです。
厚生労働省の調査によると、過去5年間に勤務先で育児に関する制度を利用しようとした男性の26.2%が、「パタニティーハラスメント(パタハラ)」被害の経験があると回答しています(山口新聞より)。
上司からのハラスメントが66.4%と最多。また育休制度などを利用させなかったり、取るのを邪魔したり、人事考課での不利益な評価やほのめかしといった内容が目立っているようです。
女性の産前産後休暇や育児休業については、事業主の方も理解されて、前向きに取得させる方向で推移していると思いますが、男性については…。まだまだです。
一昨年当事務所のお客様の事業所で、男性社員に育児休業を取っていただきました。「出生時両立支援コース」の助成金を活用しての育児休業取得を提案したところ、社長さんも首を縦に振ってくださいました。
世の中で理解され、そして浸透するまでにはやはり時間はかかります。ですので、お邪魔する事業所で若い男性社員が在籍しているか否か確認し、在籍していれば男性の育児休業のお話をするように努めています。
社会保険労務士として、どんな提案ができるのか。その結果、事業所の利益になり、また世の中の役に立つならば、最高じゃないですか。そんな思いでいつもお話をさせていただいています。