大栄翔関初賜杯?~大相撲初場所千秋楽
すべてはシナリオ通りである。
いよいよ今週から大きく世界が動いていくのでしょうか。日経平均株価も相変わらず28,000円台の高値で推移しています。今年は米国株価も大いに気にかけていく必要がありそうです。トラ‥いえ、次の話題にいきましょう。
さて話題は変わり、大相撲初場所。今日千秋楽を迎えます。優勝争いは、大関正代関(二所ノ関部屋)(11勝3敗)と、平幕大栄翔関(追手風部屋)(12勝2敗)の二人に絞られました。
優勝争いの展望の前に、まず平幕玉鷲関(片男波部屋)。今日の出場で連続出場1,316日(約17年)となり、歴代第7位となります。お見事というしかない立派な記録です。初土俵以来1日も休むことなく、土俵を務めている玉鷲関に拍手を送りたいと思います。勝利者インタビューでの玉鷲関の笑顔が好きなので、毎日地道な稽古を積み重ねて、まだまだ頑張って欲しいと思います。
そして優勝争いの展望ですが、大栄翔関が隠岐の海関(八角部屋)を押し出して勝利し、13勝2敗で初優勝を飾るのでは、とわたしは予想します。唯一気をつけなければならないのは、土俵際の隠岐の海関の突き落とし。懐の深い隠岐の海関だけに、これをくわないようにすること。ここが勝負のポイントだと思います。
また今場所、笑顔になる一コマがありました。13日目の解説は、あの北の富士勝昭さん。以前わたしが企画した大相撲解説者ランキングで別格扱いした大御所です。
その日正代関が相手の隆の勝関(常盤山部屋)相手に、引いて土俵際で辛くも勝利しました。そのあと正代関から反省するようなコメントが聞こえてきませんでした。
「(勝利に)手放しで喜ぶし、反省の色はないし。」
「あれが彼(正代関)の相撲なんだろうね。勝っちゃあ何でもいいという。」
笑顔になるというか、このコメントに爆笑させてもらいました。さすが北の富士さん。それを言えるのは大御所だけです。おそらく北の富士さんは正代関を認めているからこそ、このコメントだと思います。
千秋楽の今日、北の富士さんがまた正面解説席に座ります。今日も期待してますよ、北の富士さん。