延田さん?それとも延田先生?


 梅雨も明け、夏本番が来ました。みなさん、水しっかり飲んでますか。コロナに熱中症にダブルパンチですが、お互い頑張って乗り切っていきましょう。

 

 さて日曜日にまた書けなかったサンデー日記2。当初大相撲千秋楽ネタでいく予定でした。遅くなりましたが、照ノ富士関復活優勝おめでとうございました。いよいよ大相撲界は群雄割拠の時代に突入したようです。9月場所が今から待ち遠しいな。


 延田さん?それとも延田先生?

 

 みなさんに質問です。社会保険労務士は先生だと思いますか。

 

 士業だから先生と呼ばれて当然でしょう。

 また、試験の合格率5%から8%程度の難関試験を勝ち抜いて合格したのだから、先生と呼ばれて当然でしょう。

 

 こう答える社労士が多いのかもしれません。

 

 なんでこんなことを今頃書くのかというと、最近先生と呼ばれる機会が増えたからです。

 

 肩書で社会保険労務士とついても、それだけでは事業主や商工団体、また役所の方々は認めてくれません。やはり実力と実績がついてこないと、人は認めてくれないのはどの業界でも一緒だと思います。

 

 わたしは最初勘違いしていました。そう、肩書で仕事をしようとしていたからです。でもそれではだめだと気付いたのです。

 

 人間、いつ気付くのかって大事なんですね。

 

 これからもわたしに対して「延田さん」でも「延田先生」でも、どちらで呼んでいただいても結構です。わたしに対する感じ方で、みなさんそれぞれ呼んでいただけたらと思っています。 


 年金セミナー講師として

 

 先週のお話になってしまいますが、2年ぶりに「よくわかる年金セミナー」の講師をさせていただきました。

 

 わたしの持ち時間は3時間。一昨年は1時間でしたので、実に3倍の時間になります。

 

 結論から話しますと、3時間でも時間が足りなかったです。

 

 被保険者目線、受給者目線を意識しての説明を心掛けたのですが、ご参加されたみなさんに伝わったのか。それだけ、年金は奥が深いです。

 

 年金事務所の相談員を兼務させていただいて早10年が経ちますが、年金のことがわからない方にご理解していただくよう説明するのは、本当に難しいです。

 

 だからそのときわたしはこう言います。「覚えなくても大丈夫です。イメージしてください。」と。

 

 説明時には必ず図を書いてイメージしてもらうのですが、今回のセミナーはわたし自身の準備が足らず、図を書いての説明が不足していたことはお詫び致します。

 

 でも、「在職年金制度による支給停止額の計算」と「年金と失業給付との調整」についてはご理解いただけたかなと思っています。

 

 障害年金やGPIFのことも詳しくお話ししたかったのですが、時間が足らずできませんでした。当日ご参加された方で、このサンデー日記2をご覧になられた方は、特にGPIFはご自分で調べてよく理解してくださいね。