便利なメール、心が伝わる年賀状


 便利なメール、心が伝わる年賀状

 

 みなさん、年賀状の準備は済まされましたか? 最近はメールでのやり取りで新年のあいさつを済ますという方が増えています。スマホのアプリで年賀状を作成して送るんだったら、メールで十分じゃんと考えるのは、時代にあった考え方でしょう。

 

 わたしはビジネス上のお付き合いがありますので、当然今年も年賀状を作成しました。気心の知れた労務士や旧友たちには、手書きで一言付け加えるようにしています。

 

 言霊があるように、筆霊というのもあると思います。日頃の思いを伝えるには、やはり便利なメールより一言であったとしても、年賀状の方が相手の方の心に伝わるのではないでしょうか。

 

 そういう思いで昨日から頑張って年賀状を作成しました。心地よい疲れが体中をまん延しています(笑)。


 満を持して寅さん登場

 

 いよいよ今週27日から、あの寅さん(故渥美清氏)がスクリーンに帰ってきます。今から待ち遠しくて仕方ありません。

 

 わたしが寅さんにはまったのは確か20代前半のときだと記憶しています。もちろんスクリーンで観たことは一度もありません。

 

 社会人の端くれとなり、変わらぬ日常を送っていたときに、あの自由で破天荒な生き方に憧れたのかもしれません。わたしもまだ若かった時代です。

 

 様々な経験をして年を積み重ねてきた今ならば、あの生き方がどんなに大変かがよくわかります。

 

 今のわたしは社会保険労務士としてお仕事をさせていただいていますが、何の保障もない立場は寅さんと一緒だからです。だからこそ、寅さんと同様、お客様には暖かな気持ちで接するよう心がけています。

 

 今回の作品を観るとき、わたしはどんな気持ちになって観るのでしょう。それもひとつの楽しみとなっています。初めてスクリーンで観る寅さんはわたしに何を伝えてくれるのでしょうか。きっと素敵な記憶となる2時間になりそうです。