徐々に注目「ワーケーション」

 暑いですね。ここ下関市では35℃に達した日が今年まだありませんが、それでも暑い。全国では最高気温が38℃、39℃の地域があり、熱中症が心配されます。みなさん水分はしっかり取り、睡眠時間をしっかり確保しましょう。

 先週のこと。一つの仕事を終えたあと事務所に戻る道中、雲一つない夏空に惹かれて、死ぬまでに一度は行きたい世界の観光名所・絶景100選角島大橋に立ち寄ってきました。

 

 今年は梅雨明けが遅く、ここまで毎日空は雲に覆われていました。このチャンスを逃すまいとシャッターを押してきました。

 どうですか。この雲ひとつない青空とエメラルドグリーンの海が素敵に角島を演出しています。

 

 そしてここでワーケーションの登場となります。ワーケーションとは、「ワークandバケーション」の造語です。

 

 通常仕事は会社

   

 最近は自宅などでテレワークが普及

   ⇩

 テレワークの進化形がワーケーション(観光地などで仕事。仕事に対して報酬あり)

 

 働き方改革のひとつとして徐々に注目されています。

 また、地方創生の目玉としてこのワーケーションが各地方自治体から注目されています。ワーケーション全国自治体協議会(WAJ)が設立され、現在設立賛同自治体が38(令和元年7月4日時点)となっています。この中にはわが山口県の自治体はひとつもありません。

 

 今年の4月1日からは年次有給休暇年間5日取得義務化も施行されました。観光地で働くことで年休が取りやすくなるとの自治体側の思惑もあります。ワーケーションを制度として定着させるには当然企業の理解と後押しが必要になってくるでしょう。

 

 このワーケーション、成功のポイントとして3つの条件があると言われています。

 

1.ネット環境の整った施設など

2.地域の魅力

3.リピートのしかけ

 この角島はワーケーションにぴったりではないですか。ネット環境を充実させて、リピートのしかけに対して様々なアイデアを使って発信していく。わが街下関市にはぜひ関心を示して賛同自治体として加盟し、実行に移していただきたいですね。