平成最後の九州場所幕の内最高優勝、貴景勝関おめでとうございます。成績は13勝2敗です。
まずは貴景勝関のプロフィールです。
1996(平成8)年8月5日生まれの22歳
兵庫県芦屋市出身
身長 175cm
体重 170kg
血液型 O型
千賀の浦部屋所属(貴乃花親方が退職したため、貴乃花部屋から移籍)
続いて、今回初優勝の付随した記録です。
①22歳3か月での初優勝は、昭和33年以降(年6場所制)6番目の若さ
②初土俵から所要26場所での初優勝は、貴花田(24場所)、朝青龍(24場所)、照ノ富士(25場所)、曙(26場所)に続いて史上4位タイ
③小結での優勝は、平成4年秋場所に貴花田、平成5年春場所に若花田、平成12年夏場所に魁皇と平成以降では4人目
今場所も突き押し相撲を貫くスタイルで、次から次へと対戦相手をなぎ倒してきました。22歳という若さで自分の相撲に対しぶれがない。ここが一番すごいところだと思います。
22歳といえば世間では大学4年生であり、高卒社会人4年目であることを考えると、ここまで自分の仕事にぶれがない人がどれほどいるのか。まさしく彼こそが大相撲界のヤングジェネレーションの旗頭であり、大相撲界を背負ってたつ素材であることを認識しました。
決して体がものすごく大きいわけではないけど、ハートはものすごく大きいのだと思います。稽古により一層励んで、来年初場所で好成績をあげ、大関に昇進して欲しいです。
平成最後の九州場所で三横綱が休場しましたが、そういう時には若いスターが誕生するものです。来年への楽しみがまた一つ増えました(笑)。