福岡ソフトバンクホークス、日本一おめでとうございます。広島東洋カープに4勝1敗1分けで2年連続日本一となりました。わたしの予想(4勝3敗1分けでホークス日本一)は見事に外れました。
パシフィック・リーグ2位からの日本一には賛否両論ありますが、今回そこには触れず、わたしの予想を裏切るほどなぜホークスが強かったのか検証してみたいと思います。
その1「第2先発投手」~先発投手を中4日での登板にしてまで、第2先発投手に武田投手、石川投手を準備し、特に武田投手は第2戦以外フル登板で見事にその役割をこなしました。カープへの圧力は相当なものだったと思います。
その2「甲斐キャノン」~日本シリーズMVPの甲斐拓也捕手。6連続盗塁阻止でシリーズ新記録を樹立。甲斐捕手の強肩でカープの得意とする機動力野球を見事に封じ込めました。ちなみに甲斐捕手はキャッチャーミットにボールが収まってそこから二塁ベース上に送球するまでのタイムはわずか1.7秒代。1.8秒代でプロでのトップクラスと言われる中で、驚異的なタイムなのです。
その3「守備力」~ホークスの守備力とカープの守備力の差が4勝1敗1分けという結果に表れたのだとわたしはみました。ホークスの中継ぎ投手は第4戦以降ほぼコントロールミスもなく、しっかりカープ打線を抑えていました。上林外野手のホームへの送球タッチアウト、明石内野手の中継プレーでのホーム送球タッチアウトなどミスのないきっちりした守備をこなした内野手、外野手もお見事でした。
以上3点をこのシリーズの勝因とわたしは分析しました。勝った負けたの結果だけで一喜一憂するのもいいけど、自分なりに試合内容を分析してみるのも面白いですよ。
平成30年のプロ野球は終了しました。ホークスの工藤監督、コーチ並びに選手のみなさんお疲れ様でした。平成31年もわたし達ホークスファンをワクワクドキドキさせてくれる戦いを期待して今回は締めたいと思います。