この週末も大型の台風25号が発生し、日本列島を直撃こそしないものの、2週連続の台風となってしまいました。みなさんのお宅など被害はなかったでしょうか。今年は本当に日本によく台風がやってきます。
プロ野球の世界でもかつて大活躍した名選手の引退発表が次から次へと行われています。今回ホークスにゆかりのある三選手をご紹介し、わたしなりに彼らを送りだしてあげたいと思います。
読売ジャイアンツの杉内俊哉投手。通算成績142勝77敗。引退会見での「後輩を応援する気持ちが強くなった。これは勝負師として違うのではないか。」との言葉が印象的です。2003年(平成15年)の日本シリーズ第6戦「(内弁慶シリーズと言われた)ホークスvsタイガース」で先発投手としてホークスを勝利に導き、逆大手をかけたあの投球がすごく印象に残っています。
千葉ロッテマリーンズの大隣憲司投手。通算成績52勝50敗。10月3日福岡ドームで先頭打者一人に対しての引退試合。ホークス上林選手に見事にライト前ヒットを打たれ、プロ野球選手として幕を降ろしました。そのあとの大隣投手のすがすがしい笑顔と、反対にホークス同期入団の高谷捕手の止まらない涙姿にわたしもジーンときてしまいました。
特定疾患の黄色靭帯骨化症(おうしょくじんたいこっかしょう)を乗り越え、見事に復活。2014年(平成26年)ペナントレース144試合目ホークス最終試合。勝てばパ・リーグ優勝。この試合の先発投手として見事な投球を披露し勝利。秋山監督を胴上げする見事な原動力となりました。この試合がすごく印象に残っています。
福岡ソフトバンクホークスの本多雄一選手。通算成績1289安打、342盗塁。昨日10月6日地元福岡ドームでの引退試合。テレビでの観戦ではありましたが、しっかり見届けました。3塁打に2塁打と見事なバッティングに見事な走塁。試合中ポンちゃんスマイルを至る場面で見せてくれました。試合後の引退セレモニーでは、福岡ドームの観客のみなさん、誰一人帰ることなく、また、たくさんのファンの方が涙を流しながらセレモニーを見届けていました。
本多選手の引退公式会見での「家族や親戚が応援してくれるのは当たり前。家族でもないファンの方々は貴重な時間を割いて応援に来てくれる。これを当たり前と思ってはいけない。だからこそ、ファンの方々の応援に応えるために、試合でいい結果を出さなければならない。試合に入る前の準備を一瞬たりとも手を抜いてはいけない。」わたしは、本多選手のこの思いにすごく感銘を受けました。わたしたち社会保険労務士にも相通じる部分があるからです。33歳での惜しまれての引退ですが、プロは惜しまれて身を引く方がその後の長い人生に対していいのかもしれません。そんな思いを抱かせてくれた本多選手の引退試合でした。
杉内投手、大隣投手、本多選手、プロ野球選手生活お疲れ様でした。最後に、去りゆく君たちの第二の人生に大いに幸あれ!!