朝晩すっかり涼しくなりました。みなさん、おかわりありませんか。ここ下関市菊川町では、稲刈りのシーズンに入ってきました。早速新米をいただき、ごちそうになりました。やはり新米は美味しい。思わずおかわり君になりました(笑)。田舎に住む者の特権ですね。
大相撲秋場所も中日を迎え、今場所初日にわたしが注目した力士3人。まず進退のかかった「横綱」稀勢の里関。今日中日に玉鷲関に敗れて6勝2敗。6勝してはいるものの毎日ハラハラの連続です。明日からの横綱、大関との対戦がメインになる後半戦に、悪くても4勝3敗でいかないと合格点はもらえないと思います。大変心配な本日の敗戦でしたが、千秋楽までしっかり見届けます。
次に嘉風関。初日のコメント通り、迷いなく前へ出る相撲で5連勝。その後2連敗しましたが、本日佐田の海関に快進の相撲で勝ち6勝2敗。今場所大勝ちに期待がもてる中日の相撲でした。
3人目の力士の旭大星関。残念ながら4日目にけがで不戦敗となり、5日目から休場となりました。が、9日目から再出場となりそうです。千秋楽まで勝ち負けを超越した元気な相撲で、北海道のみなさんの期待に答えて欲しいです。
そして話題は変わりますが、今場所4日目に想定外の「新名勝負数え唄」を観ることができました。“正面”舞の海vs“向正面”錣山です。といっても、土俵上の相撲ではなく、解説席でのお互いのトークでの応酬です。
理論派解説の錣山(しころやま)親方(元関脇 寺尾関)が現役時代を思い出すかのような激しい“突っ張り”トークで、舞の海さんを土俵際まで追い込むのですが、そこはさすが舞の海さん。“技のデパート”トークで土俵中央まで寄り返す。行事役の戸部アナウンサーがその攻防を上手に裁く。
そんなやりとりが2時間の生中継の中で3、4回あり、大相撲ファンとしては、また違った楽しみをみつけました。ちなみに現役時代の勝敗はいうと、10勝8敗で舞の海さんが勝ち越していました。
解説版「元祖名勝負数え唄 北の富士vs舞の海」に続く、「新名勝負数え唄 舞の海vs錣山」。次回九州場所でもマッチメークされるのでしょうか。